2014-2015 スローガン
「元気一番」明るい笑顔で We Serve
[ 提 案 趣 旨 ]
昨年は、東京五輪開催決定や富士山の世界文化遺産登録など「おもてなし」の国、日本を世界にアピールする明るいニュースとともに、ドイツ・ハンブルグに
於いて、日本のライオンズクラブにとっては待望のライオン、山田實紘国際第二副会長が誕生いたしました。
私は、この国際大会に参加し、山田候補のプラカードを手にして会場を練り歩いた歓喜の思い出が、今でも脳裡に残っています。2年後のハワイの国際大会
で、'81年の村上薫国際会長以来、2人目の国際会長誕生を心から期待すると同時に、日本のライオンズクラブに課せられた責務の大きさも感じられます。
一方、各地に大きな被害をもたらした大型台風、竜巻など自然災害の発生や、体罰、いじめ、幼児虐待、そして食品偽装など教育や消費など広い分野で、社会のひずみが露呈した年でもありました。
さて、東日本大震災発生から3年を経過しました。国内はもとより、世界各地から多くの人のボランティア支援により、復興の足音が少しずつ聞こえてまいりました。
社会奉仕に貢献する団体でありますライオンズクラブの原点は「We Serve」であり、ボランティア活動こそが、ウィ・サーヴであると思います。
ライオンズ必携の「ライオンと呼ばるる人」の一節に、「常に微笑(ほほえみ)をたたえ、人類を愛し、幼児(おさなご)たちに親しまれる人」とあります。
ライオンズクラブの会員は、いつも人に優しい心遣いと親切心をもって、人の心を元気にし、明るい笑顔でアクティビティを行っていきたいものです。
私たちメンバーは、共に手をとり合って、多くの人々との出会いを通して、奉仕活動に汗を流していきましょう。
基本方針
1.奉仕と友愛の心で結ばれた仲間を増やそう(会員増強・維持、指導力育成の推進)
東日本大震災以降ボランティア活動への人々の関心が高まっています。今こそライオンズクラブの明るい雰囲気と有意義な奉仕活動を通して、クラブの魅力を知ってもらい、私たちのまわりの若者、女性、友人たちに入会を呼びかけ、志を同じくする仲間を増やし、奉仕の輪を広げましょう。
2.子どもたちに夢を、若者に希望を与えよう(青少年健全育成、YCE、LQ・薬物乱用防止、レオ・ライオネス活動)
児童虐待、いじめ、自殺、薬物乱用など子どもたちに関わってくる事件が後を絶たず大きな社会問題の一つになっています。次代を担う青少年の育成は、私たちにとって大変重要な課題です。子どもたちが夢と希望をもって明るく元気に成長してくれるより良い環境を作りましょう。
3.世界中の困っている人に温かい愛の手を差し伸べよう(LCIF献金)
LCIFは全ライオンズにとって人道主義的奉仕としての誇りの源です。貧困のため飢餓や病気で苦しみ、救いの手を待っている人たちや、大きな災害に見舞われ困っている人たちのために、LCIF献金のご協力をお願いします。
4.かけがえのない命を善意で救おう(四献;献腎・献眼・献血・骨髄移植運動の推進)
現在、少子高齢化により輸血可能人口が減少している中、輸血用血液の使用量は増加傾向にあります。今後とも尚一層の献血運動のご協力をお願いします。さらに尊い命を救うため献眼・献腎・骨髄移植など啓蒙運動を推進し、地域社会に善意の輪を広げていきましょう。
5.みどり豊かなふるさとを創ろう(地球環境の保全)
今、地球環境は急速に悪化しています。CO2排出増加による温暖化、大気汚染、砂漠化、大水害など心配の種は尽きません。地球環境を守るため、小さなことからでも私たち一人ひとりに何ができるかを考え、クラブとして行動を起こすことが必要ではないでしょうか。緑化運動、清掃活動、エコ活動などのアクティビティで美しい自然を守っていきましょう。